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2015.11.10
  • IGPI Shanghai コラムVol.3
  • 中国版「インダストリー4.0」
  • IGPI Shanghaiコラム第2回は、世界で話題沸騰中の「インダストリー4.0」について説明します。また、中堅・中小企業にとっては、インダストリー4.0の実現は、ハードルが高いという声を聞くことがありますが、インダストリー4.0時代においても変わらず取り組むべき課題もあります。

ビジネスガイド 平戸 良周

「中国製造2025」「インターネットプラス」


中国においては、インダストリー4.0に関連した動きとして、「中国製造2025」や「インターネットプラス」といった政策が打ち出されております。


「中国製造2025」は、世界の工場だった中国が労働コストの上昇から、高付加価値産業へのモデルチェンジを求められる中で、2015年5月に提唱された施策です。


中国製造業は、環境汚染問題、製品の低品質、コア技術の欠如、研究開発体制・イノベーション能力の欠如、経済成長鈍化などの課題を抱えています。長期的に根本的に製造業の構造改革を行うことによって、これらの問題を解決し、建国100周年の節目にあたる2049年までに総合力で世界ナンバーワンになる目標が掲げられておりますが、「中国製造2025」は、その第一ステップです。


この中国製造2025で掲げられている9つのミッションの一つが「情報化と工業化の高度な融合の推進」です。具体的には、(1)スマート設備とスマート商品の開発、(2)製造過程のスマート化、(3)スマート領域におけるインターネットの応用、(4)インターネットのベースの強化です。一昔前に日本では「スマート」が流行りになっていましたが、中国では現在そのタイミングなのかもしれません。ただ、この内容については、センサーで情報を監視し工場をデータ管理することや、顧客需要を設計・生産工程に反映しサプライチェーンを一体化するといったことが掲げられており、描く未来はインダストリー4.0のそれと同じといえます。


他方で、インターネットプラスは、インターネットを利用して、製造業、金融、交通など11の重点分野の発展を目指すものです。


2012年に易观国际(Analysis International)の社長于扬先生がインターネット大会でインターネットプラスの理念を打ち出したことが発端でしたが、2015年7月に国家レベルの行動計画として決議されました。11の重点分野の中でも、製造業との融合については、製造工程の管理、業界間の連携の達成、個人ニーズの吸い上げを利用した商品開発・サプライチェーンの柔軟化など、これまた中国製造2025と同じような目標が掲げられています。


このような動きの中で、政府は、ドイツと遼寧省瀋陽市にインダストリー4.0の試験エリアを建設すると公表したり、上海市は、浦東新区を「国際スマート製造センター」にするため建設事業や企業・人材誘致すると公表したりするなど、着々と計画が進められています。今後も政府・民間両サイドでますます投資が加速していくものと推測されます。


中国のインターネットサービスは日本よりも進んでいる


インターネット×製造業の分野については、中国も日本もまだまだこれからという印象ですが、インターネットサービス単体については、中国の方が日本よりも進んでいる部分もあります。


例えば、阿里巴巴集团(アリババグループ)の子会社である、芝麻信用管理有限公司は、一般消費者などを対象にして、個人の信用力を数値化するサービスを開始しています。アリババのECを利用する実名登録者3億人弱からデータを収集し、総合的に個人の信用度を評価しています。驚くべきは、そのデータとして多方面から取得した個人情報を利用していることです。例えば、EC・アプリと連携するクレジットカード情報を通して、車、住宅ローンの支払いは期限遵守か? ホテルやタクシーの予約を遵守するか? 水道電気代は期限通り支払っているか? 寄付をよくしているか? ECで何をどれだけ、どこ宛てで買っているか? 家族に贈り物をよくしているか? などの様々な情報を活用します。日本であれば、個人情報の目的外利用だと言って使えないとなりそうです。しかも、今ではこの信用評価をビザの発給にも利用しているとのことです。


また、滴滴出行(滴滴打车)というタクシー配車サービスアプリは非常に広く普及しております。毎日300万件もの配車を実現しているとのことですが、これはアメリカのUberを超えるデータ量といえ、この膨大なデータを分析することは大きなアドバンテージです。人工知能の頭の良さはデータ量の多さによって決まる要素もあるため、膨大なデータを利用できる中国は今後もさらに日本を引き離していってしまう可能性があります。


このインターネットサービスの波が製造業にも押し寄せており、それが中国製造2025やインターネットプラスなのです。


現在、日本政府も、ドイツのインダストリー4.0、中国の中国製造2025などの施策と競って、製造業を高度化させていくことを目標に掲げております。これらの動きを踏まえて、日本企業は今後、そして今何をすべきなのでしょうか・・・?


IGPIでは、11月24日(火)15:40から上海にて、「IGPI流インダストリー4.0~世界で勝ち抜くものづくり力を強化するには~」と題するセミナーを開催いたします。当日は、「AI が製造業に与えるインパクト」といった先進的なテーマから、インダストリー4.0時代に「世界で勝ち抜くものづくり力強化に必要なこと」といった現実的なテーマまで、事例を交えてご説明いたします。締め切り間近です(11月13日(金))。次のURLから是非セミナーにお申し込みください。
http://shanghai-leaders.com/seminar/management-strategy/igpi1124/


(文責:IGPI Shanghai 副総経理 澤陽男)




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