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2016.08.31
  • IGPI Shanghai コラムVol.5
  • 転換期の中国ビジネスで勝ち残るために (1)現状認識 ~「OKY」の時代の終わり〜
  • 「OKY」(お前が来てやってみろ!)。「わかってくれない本社」に対する現地法人駐在員の感情を表したこの言葉は広く知られています、読者の皆様も使われることがあるでしょうか?

ビジネスガイド 平戸 良周

1.転換期にある中国ビジネス


中国経済が日本の報道のように「崩壊」するかはともかく、「減速」は事実です。特にクロスボーダーの製造業では、輸出で稼ぐことが難しくなり、中国市場向けの販売でいかに勝ち切るかが問われています。また市場の中でもどのような顧客群を狙うのか、そこで優位性をどう磨きあげるのか。推進の仕組みや人材をどう変えるのか?中国事業戦略及び体制の再構築をご検討されている企業も増えているようです。


先日ある台湾大手企業の事業責任者に中国ビジネスで勝てている理由を伺うと、「スピード、中国ではスピードが全て」とのことでした。世の中の流れがどのように変化するか予測。今だと思ったらアクセルを踏む、意思決定からオペレーション浸透までのスピードの速さが印象的でした。


このような状況下で、現地法人経営においては「経営企画」「経営管理」の重要性が増しているように思います。どのような事業を選択し、何を捨てるのか?選択した事業で勝つための投資は何か?どのようなテクニックで「赤い海」からうまく抜けるのか?意思決定の質とスピード、そして実行力が問われています。


しかし現実には、市場での競合との闘い、日々のオペレーションで起きる問題と格闘しながら、味方であるはずの本社への対応に疲弊、孤独な闘いを強いられる方も多いようです。投資を求めれば「リスクがある」、事業を捨てることを打診すれば「中国市場は大きい」「お前は逃げるのか」「○○さんが決めたことだ」。


思わず飲み屋で「OKY」と愚痴をこぼしたくもなるかもしれません。


2.3年前に決めておけば?


さて、弊社は構造改革、方向性の転換をご支援させていただくケースが多いのですが、どのような案件でも最初のアプローチは「診断」です。ゆえに「医者」に例えられます。 病気を発見した時には、その発生原因を調べることも重要です。仮に外科手術で病気を除去したとしても、すぐ再発しては意味がありません。様々なプロジェクトに関わらせていただいている中では、重病のケースも多いのですが、感じさせられるのは、「3年くらい前にはこのままでは重病になるとわかっていたのでは?」ということです。


▶「この商品は数年後には代替されてしまうと予想されていたのに、延命させて、これから伸びる事業へ投資されなかったのは何故ですか?」


▶「かつての主力事業とはいえ、中国企業が追い付きシェアを奪われつつあった中で、生産規模拡大投資をされたのは何故ですか?」


▶「この体制では計画を推進し切れないとわかっていたのに、人的資源の獲得や人の入れ替えを進めなかったのは何故ですか?」


ストレートに質問を投げかけさせていただくと、窮境の中で奮闘する経営トップの方は、一瞬の沈黙の後、複雑な感情が入り混じった表情を浮かべられます。


「3年遅い」のは、恐らくは中期経営計画、それを踏まえた駐在員ローテーションと符合しているのでしょう。スピードが重要な環境下で、3年の意思決定の遅れは時として致命的なダメージをもたらします。


「OKYの時代の終わり」と冒頭に書きましたが、本社を「仮想敵」として駐在員一致団結で頑張って乗り切るという時代は終わりを迎え、むしろ本社に意思決定を迫る、一緒に意思決定をしていくような動き方が求められていると思います。次回は「決めるため」の「見える化」はどう進めるべきなのかを考察いたします。 (文責:IGPI 平戸良周)




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