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コラム

スマートフォンブランドと漢方茶ブランドの提携? 【中国ニュース 2015年6月17日 】 2015.06.17

中国の大手携帯電話メーカー小米(シャオミー)と漢方茶ブランド王老吉が、人の想像をかき立てるような出逢いを果たした。6月9日、動画サイト「優酷」の映画「万万没想到」発表会に、小米と王老吉が映画の提携パートナーとして出席した。


2つのブランドはなぜここで出逢ったのか。もちろん「万万没想到」という映画のためだ。この映画はネットを風靡したコメディで、2013年に放送を始めてから口コミで人気は広がり、2シーズンのPVは20億回にのぼっている。劇中には流行語となったセリフも多い。1980年代生まれ、1990年代生まれの消費者層にとくにファンが多く、今回の映画版は様々なブランドにとってはチャンスだと思われているだろう。


王老吉と雷軍氏が同じ舞台に登場したとき、この組み合わせはいろいろなことを思い出させた。王老吉の業界を越えた行動は人の想像を越えている。今年始め、王老吉氏の本社が融資増加計画をスタートし、アリババの馬雲氏旗下の雲峰基金から投資を受け、そのうちの40億元が王老吉のブランディングと販売ルート建設に用いられた。Eコマースの馬雲氏と漢方茶の王老吉氏が結びつくなど、誰が思いついただろうか。


今回、このチャンスに雷軍氏が馬雲氏のように日曜消費材業界の王老吉と何かを始めるということはないだろうか。現在、可能性はある。


良く知られているように小米はインターネットセールスが得意で、たったの数年で名もない小さな会社から市場価値100億ドル、2500人のスタッフを擁し、携帯電話、テレビ、TVボックスなどいくつもの製品ラインを持つニュータイプの会社へと発展した。インターネットについてよく理解していたことが要因だろう。伝統的な日用消費材メーカーである王老吉はこれまでオフラインのセールスルートに専念してきて、今はインターネットに転向する糸口にある。今年王老吉は超吉+発展戦略というものを提出している。微信、支付宝、京東などのEコマース、インターネット分野と提携し、製品のバーコードを用いて、インターネット上に漢方茶ユーザーのグループを作り上げ、全国的にインターネットで繋がる産業形態に転換するだろう。この点から見れば、王老吉には小米から学べることがたくさんある。


一方、小米はファンへのセールスの方面で注目されている。小米はコミュニティー、微博のフォロワーたちを細やかにサポートし、小米のセールス神話を支えている。同様に王老吉の超吉+の構想では、ユーザー体験を中心として、交流とカスタマイズサービスでグループを作り、王老吉ブランドの再構築と成長をサポートすることができる。毎年60億缶という消費量を基礎とする王老吉は間違いなく優れた前提条件を持っている。この膨大な消費者群を利用することは、王老吉にも小米にも大きな吸引力を持つことだろう。


もし王老吉と小米が提携したら、どうするだろうか?


まず、考えられるのが小米の生存圏と王老吉の超吉+との融合だ。王老吉は超吉+を計画した時の基礎的構造はEコマースへの入り口、コンテンツルート、交流サービスの三つの部分からなっており、消費者はEコマースで買い物をし、グルメを紹介し合い、交流、ゲーム、カスタマイズサービスなどを楽しむことができる。双方がもし本当に提携したら、小米のファンセールスと交流が超吉+で実現し、王老吉超吉+の構想も小米の忠誠度が高く、アクティブ度の高いファンリソースを借りることでさらに完璧になるだろう。


ここ数年、小米は携帯からテレビ、そして空気清浄機までその製品の種類と応用環境はどんどん増加している。それは消費者の健康という方向に伸びている。王老吉の製品は健康飲料であり、本社の医薬健康産業を背景にしているため、小米にスペースを提供してくれる。私たちはある日王老吉のインテリジェント健康商品や小米のインテリジェント健康観測機器などをみることになるかもしれない。


これは想像に過ぎないが、チャンスと奇跡が存在するインターネット+(※)の時代に、両者は全く関係がないというわけでもない。王老吉+小米の構想は期待できることだ。両者がこれからどうなるのか楽しみだ。
※「インターネット+」は2015年の全国人民代表大会で李克強総理が発表した行動計画。IT分野と製造業を融合させ、IT関連事業の健全な成長を促進し、国際市場への参入を支援するというもの。


http://gb.cri.cn/44571/2015/06/10/7872s4992777.htm

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