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2014.12.13
  • 世界とのつながりで発展を促す
    誘致戦略に邁進する佐賀県
  • 佐賀県知事 (2014年11月インタビュー時)
  • 古川 康
日本を上げてインバウンドを狙う今、自らトップセールスで上海に乗り込む県知事がいる。 11月、上海を訪れた佐賀県知事にインバウンドに向けての施策や、佐賀空港への取り組みについてお話をうかがった。
  • 佐賀県庁
  • 住所 / 佐賀県佐賀市城内1丁目1番59号 
  • TEL / (0952)24-2111    
  • URL / www.pref.saga.lg.jp

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■ 世界への目線を得たきっかけ


2003年から3期、佐賀県知事として活躍を続けている古川氏が来海した。古川氏は佐賀県をグローバル市場に売り込むために、最前線で活躍する知事として名高い。古川氏はいつから世界に目を向けていたのだろうか。
きっかけは1993年のPKO活動だったという。古川氏は東大卒業後に自治省(現総務省)に入省している。自治省は地方行財政、消防、選挙制度などを所管していたが、古川氏はその中で1993年のカンボジア、アンゴラへの選挙監視団サポートチームに参加している。カンボジアとアンゴラは当時内戦が終了したばかりの状況だったが、そこに足を踏み入れ新しい国づくりを目にした古川氏は「こういう国は必ず発展していく」と肌で感じたという。商社の社員が口にした「この国は絶対に良くなるから」という言葉が印象的だった。


■ 海外経験者を得て、グローバル展開をスタート


知事となって数年は財政の健全化、景気回復に取り組んでいた。だが、国際的な戦略はやらねばならないという気持ちは常に抱えていた。
やがて2006年に佐賀県で「U・Iターン採用」が始まる。県外で就職して佐賀県に帰ってくる人や県外での勤務経験があって、はじめて佐賀県にやってくる人を採用するものだ。このU・Iターン採用により海外で経験を積んだ人材が増えてきた。こうした環境が整ってきたこともあって、2011年、佐賀県ではグローバル展開に本腰を入れ始める。現在は、行政職の採用数の3分の1をU・Iターン採用者が占めている。
佐賀県は上海に県事務所をおいていなかったが、1時間半で移動できる上海–佐賀便ができる可能性が高かったため、出張ベースでも対応可能だと 考えて県庁内に上海デスクという中国関係窓口をおいた。上海デスクを担当しているのはU・Iターンで入庁した上海の日系企業での勤務経験がある人物だ。
逆に他自治体の事務所がない遼寧省の瀋陽には事務所を置いた。また東南アジアを見据え、香港にも事務所を置いている。


■ 佐賀空港に国際便を誘致


佐賀から上海への春秋航空直行便は、熱心な誘致の末、2012年1月に就航した。
誘致のきっかけは2010年に春秋航空の上海ー茨城便が就航したことだった。茨城がOKなら佐賀でも就航は可能ではないかと春秋航空に話を持ちかけた時には、すでに別の空港が大きく先行していた。だが佐賀空港の発展を考えたとき国際線と貨物はその鍵となると考え、佐賀県ではこの誘致に全力で向かった。
佐賀空港は気象条件が安定しており、ハウステンボス、湯布院、福岡といった九州の主要観光地へも2時間半以内という好立地だ。しかし春秋航空が難点としたのが滑走路の長さだった。佐賀空港の滑走路は約2千メートルだが、これでは長さが足りないという。そこで本当にこの長さでは飛べないのかを確認するため、空港担当者が春秋航空の就航している各空港の滑走路を調べた。すると湖南省の懐化空港の滑走路が同じ2千メートルであり、しかも空港は市街地の中にあり、空港周辺に障害物がない佐賀空港よりも条件が良くないことが分かった。現地調査を行い比較した資料を提示したところ、そこまで熱心に考えてくれるならと、就航が事実上決定した。佐賀空港のセールスポイントをアピールするとともに、不安要素に対して徹底的に答えたのが誘致の勝因となったのだ。
現在、上海ー佐賀便の搭乗率は70%を越えている。誘致以降も利用促進に熱心に取り組むとともに、しっかりと意思疎通を図っていることがお互いの信頼につながっていると古川氏は語る。今回の来海では春秋航空の王会長との会談も行っている。

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