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2016.03.21
  • DT時代におけるモデルアップグレードとパラダイムシフト
  • アリババグループ 副総裁
  • 孫 炯
2015年、全国人民代表大会で李克強首相が発した「インターネット+」という言葉は大きな話題となり、今も様々な場面で使われている。その「インターネット+」にについてアリババ副総裁が語ってくれた。
  • 阿里巴巴(中国)有限公司
  • 住所 / 浙江省杭州市余杭区文一西路969号
  • TEL / (0571)8502-2088   FAX / (0571)8526-9066
  • URL / http://www.alibabagroup.com/

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■ アリババが目指す新たな道


アリババは1999年設立のIT企業、世界的なeコマースの巨頭であり2014年からはニューヨーク証券取引所に上場している。
そのアリババが今、大きく変化している。2015年から健康関連、映画会社、音楽会社など、eコマースとは直接関係のなさそうな企業を買収しはじめているのだ。なぜか。孫氏は「アリババは行き詰まっている。新しい分野を開拓しなければ勝負はできない」からだと語る。世界一のeコマース企業でありながらアリババは危機感を持ち、新たな道に進んでいる。
2015年、アリババ創業者馬雲氏は新たなスローガンを発表している。「一切業務数据化 一切数据業務化(すべての事業をビッグデータにつなげ、またすべてのビッグデータを事業とする)」、この言葉からもわかるように、アリババが新たに進む道とはビッグデータなのだ。


■ 中国の成長を支えたインターネットとは何か


中国ではインターネット産業は急速に成長している。その理由を探るためにはまずインターネットの本質とは何かを知らねばならないだろう。インターネットの特徴は「中心がない」ことである。これまでの産業構造では業界ごとに1つの中心があり、その中心である大企業が成長していくものだった。大事なのは中心だ。だがインターネットはその名の通り「網」である。たくさんの穴はあるが、固定的な中心はない。どの穴も中心であり、穴同士はつながっている。人と人、会社と会社、物と物、すべてがインターネットを通じて繋がっている。インターネットにおける中心とはその時々によって異なる流動的なものだ。


■ 中国でeコマースが大きく成長した理由


アリババはeコマースで世界一位の座を手にしている。2位以下にはアマゾン、ebay、京東、楽天が続く。だがこの2位から5位の規模を合わせても、アリババ一社にかなわない。アマゾンは全世界に展開しているが、アリババはほぼ中国一国でこの規模を有するに至った。それを成し遂げられた理由は中国国内の商業施設の不足にある。日本やアメリカでは商業施設のインフラは整っているが、中国はそうではない。都市と田舎では格差が非常に大きいのだ。いいものを買いたければ大都市に行かねばならない。だからいつでも手軽に買い物ができるeコマースが重宝されるのだ。物流のスピードアップと低料金化がこの10年で飛躍的に進んだことも成長に拍車をかけた。アリババでは現在、平均して1日4千万個の商品が取引されているが、10年以内には2億個に増加するだろうと予測されている。


■ ビッグデータのどこが優れているのか


これまで重要視されていたインフラは交通手段やライフラインだった。これからはそこにビッグデータが加わっていく。なぜビッグデータはこれほどまでに中国でもてはやされているのだろうか。
以前、アリババの会議上で大きな驚きがもたらされた話題がある。それは2014年のマレーシア航空の事故についてのものだ。事故機がどこに向かったのか、いつ落ちたのかは未だにわからないが、一社だけが事故機がいつまで飛んでいたのかを把握していた。それがボーイング社だ。ボーイング社では運行しているエンジンデータのすべてがインターネットを通して把握されている。そのデータをもとにエンジンの設計、改造を行っているのだ。
中国は世界の工場と言われて長いが、中国の製造業には弱さがある。模倣はできるが自ら生み出すことができないのだ。
例えば中国では新しい戦闘機が作られている。しかしこの戦闘機には欠点が一つある。それはエンジンの馬力が足りないことだ。ロシアから導入されたこのエンジンは、戦闘機の設計にあうほどの馬力がない。自国で合うものを開発するにしても、材料や加工の技術はあるがエンジンに関するデータが蓄積されておらず、どのようなエンジンを作ればいいのかがわからない。 中国は日本よりも個人データの保護に厳しくはなく、しかも日本よりスマートフォンが普及している。スマートフォンとインターネット、クラウドは繋がっており、スマートフォンのデータはクラウドに蓄積されていく。そのデータを分析すれば、スマートフォンの利用者が今どこにいて、何をしているのかがすべてわかる。アリババや百度、テンセントなどのIT企業がなぜ時価総額11兆円以上なのかというと、ここに価値があるからなのだ。


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