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2016.04.06
  • 日系企業は中国をよく知り,高い技術を持って進出せよ
  • 宇拓司UTS 総経理
  • 古閑 涼二
2015年12月、中国中央テレビ局は「投資家から見る中国の変と不変」をテーマとするシリーズ番組を放送した。この番組に登場した古閑氏はそこで「中国はまだ終わっていない」との見方を表明する。古閑氏は中国市場をどのように捉え、どのような経営理念を持っているのか。経営者.マガジンではこの疑問を解明すべく、古閑氏のインタビューを行った。
  • 宇拓司貿易(上海)有限公司
  • 住所 / 上海市翠鈺南路18号 名都城別墅71幢2F
  • TEL / (021)3363-2163   
  • URL / www.uts-sha.com

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■ 世界に通用する人物を目指し、世界を巡る


古閑氏は学生時代に一生の目標を立てた。それは「世界に通用する人材になる」というものだ。古閑氏は大学卒業後、就職活動をして大企業に就職するという道を捨て、目標を現実とするために海外へと向かう。ドバイ、ドイツ、中国台湾、シンガポール、様々な国で英文記者、世界トップ500企業への就職、起業など、多くの経験を積んだ。とにかく無我夢中で、好きな仕事を体験していった。
そんな古閑氏が中国に初めてやってきたのは、2005年のことだ。かつて滞在したマレーシアと比べると中国は発展が著しい大きな市場であり、特に上海には多彩なビジネスチャンスがあると強く感じた。そこで古閑氏は中国での事業に本腰を入れるためにマレーシアとシンガポールの事業を閉め、2006年に上海で会社を正式に立ち上げた。


■ 貿易会社を立ち上げ、大きく成長させる


やって来たばかりの古閑氏にとって、上海は何もかもが新鮮であり、また未知の世界でもあった。無論人脈はまったくない。そこで古閑氏は十数年にわたって得た海外経験と熱意を頼りに、中国市場を一から調べ始めた。その結論は「中国経済は著しい発展段階にあるが、上海の物価は低く、また最低賃金はわずか1月960元、為替レートは1元12円だ。その頃の中国人の仕事能力は先進国に比べて低く、中国全体が外資系企業に学んでいる状況」というものだった。 この結果を踏まえ、古閑氏は2008年に信号機の部品、屋外LED照明、金属加工部品、特殊鋼管、PTFEを取り扱う「宇拓司貿易(上海)有限公司」を立ち上げる。 2008年から2012年までの間、宇拓司は中国経済の発展とともに、大きく発展した。古閑氏は宇拓司、業務提携先企業の教育に多くの時間と力を注ぐ。高品質な部品を求める日本人の要求にかなうものを作るためだ。教育の甲斐あって宇拓司が日本に輸出した部品は日本の取引先で好評を博し、今では宇拓司から輸入した部品を用いた信号機が日本市場の3割を占めているほどなのだという。 現在、宇拓司は中国製の屋外LED照明設備や金属加工部品を日本だけではなく、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ドイツへも輸出している。


■ 輸出から輸入へ、業務の軸足を移す


中国の経済発展のスピードは2013年から鈍化する。円安も進むが、中国での人件費と材料のコストは上昇する一方だ。輸出業務は伸びているが、このままでは行き詰まってしまうと感じた古閑氏は、会社の軸足を輸入に移すことを決める。精密機器、特殊材料、健康食品など様々な製品を輸入したが、中でも将来性がある製品だと感じたのが静脈認証システムだ。このシステムは指紋などの模倣されやすい認証物とは異なり、極めて高い安全性を有しており、今では上海の公安局、銀行、空港、食品加工工場など、高い安全性が求められる場所で一定のシェアを獲得している。 2013年から2015年は宇拓司にとっての転換期であったと、古閑氏は当時を振り返る。上海の物価は大幅に上がり、最低賃金も1月あたり2020元にまで上昇した。同時に1元20円と、2008年の2倍にまで円安が進む。この時期は中国経済と同様、宇拓司にとっても過渡期であった。中国経済がバブルの崩壊を招かないように急成長にブレーキを掛けているのと同様に、宇拓司も人員の整理をせざるを得なかった。


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