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2014.11.23
  • 定年後に上海でゼロから出発
    そば屋チェーンで快進撃
  • 紋兵衛 董事長
  • 土肥 恒久
土肥氏は定年後に来海、61歳で新たな事業を始め、8年で9 舗をも展開することとなった。その成功に安住することなく、新たな事業にも目を向けている土肥氏に、成功の秘訣、今後の展開についてお話いただいた。
  • 紋兵衛貿易(上海)有限公司
  • 住所 / 上海市合川路3152号
  • URL / www.sobamonbei.com

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■ 上海で新たなスタートを切る


「80歳で現役でありたい」そう願った土肥氏が上海で起業したのは61歳のときだ。中外製薬を55歳で早期退職し、その後5年間をドラッグストア「コクミン」の社長を経験したことにより経営を体験として学び、定年を迎えた。上海にやって来たのは日本でのしがらみから離れ、ゼロからの出発を試みるためだ。
60歳からは1年間、午前中はジムで溜まった脂肪を落とし、午後はそば教室に通うという日々を続けた。だが始めからそば屋経営を目的としていたのではない。その時は趣味のひとつに過ぎなかった。上海で何をするかは決めていなかったが、せっかく習ったのだからということで、上海に来てすぐにそば打ちを教え始め、1年で600人ほどの生徒を集めた。その生徒たちからそば屋を開いて欲しいという要望を受け、始めたのが紋兵衛となる。


■ 得意分野を持つことで勝ちを得る


紋兵衛の一号店は2006年にオープンした。場所は虹橋の日本料理店が集まる界隈、しかも日本料理店の2階に間借りしてのものだった。ライバルに囲まれる立地だが、土肥氏にはうまくいくという確信があった。
土肥氏が長く勤めた中外製薬には中期経営計画「 V’sプラン」というものがあり、その中に「それぞれの立場で個々人が広い視野と高い専門性を有するV字型人間を目指す」という考え方がある。土肥氏はこの考え方を飲食店に応用した。上海に日本料理店は多いが、どこも同じ食材を使い、同じような日本料理を提供している。中外製薬は薬の中でも癌と骨という分野に特化することで他社と差をつけた。それと同じように「そば」という本物をひとつ持って挑めば、たとえ多数の店舗があっても必ず勝つことができる。この土肥氏の読みは当たり、1号店は行列ができるほどに繁盛した。


■ なぜ紋兵衛は真似できないのか


成功すれば追随する店舗もでてくる。しかしそれらの店舗は失敗した。その失敗の理由は基本を疎かにしているからだと土肥氏は分析する。紋兵衛では専門の工場で石臼を用いてそばを挽いている。石臼は2か月に1回分解して磨く「目立て」という作業が必要だが、これには日本から職人を呼んで行っている。
食材は土肥氏自らが雲南、モンゴル、青島、煙台など中国各地に赴いて契約している。市場に出回っているものが100%信用できるかというと、そうではない。中国で食の安全が脅かされているのは事実だ。人の紹介に頼らず、現地に行って話をして、契約をする。飲食店の繁栄のために大切なのは安心安全な食材を用いること、これは中国で飲食店が成功するか失敗するかの分かれ道となる。
またチェーン展開をするときには物流をまず考え、物流がうまくまわる範囲内で店舗を作った。現在は9店舗、少し遠いエリアの浦東、蘇州にも店舗をオープンしているが、そうした店舗ではわざわざ打ちたてを提供するために製麺を店舗で行っている。こうした基本となる部分は真似ごとではうまくいかない。

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