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2015.01.22
  • 日本で学んだビジネスの道で中国の都市空間を変える
  • 上海RMJM
  • 曹 逸
中国でランドスケープデザインを中心とした設計事務所を経営、日本で学んだビジネス哲学を胸に中国の環境デザインを考え続ける曹氏にお話をうかがった。
  • 上海RMJM
  • 住所 / 上海市曲陽路299号5F 宝蓮大厦 
  • TEL / (021)5662-8278    FAX / (021)5642-1782 
  • URL / www.rmjm.com

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■ アートとテクノロジーが融合した建築学を選ぶ


曹氏は建築で有名な上海の同済大学出身だ。建築学を専門に選んだ理由は、物理学と美術に興味があったからだ。アートとテクノロジーが融合した建築学なら、曹氏の好きな学科をどちらとも学べると考えたのだ。この選択は曹氏に取って最良のものであった。
曹氏は大学で都市計画を専攻する。曹氏が在学した1980年代後半は改革開放が進み始めた時代であり、開発が進む中で都市計画という学問の人気は高かった。大学を卒業すると曹氏は大学院入学資格を保留し、国営の大手デベロッパーに入社するが、やはりデザインがしたいと考えて大学院に戻り、今度は建築学を学ぶことにした。
建設関係のデザインにはいくつかの種類がある。都市全体のデザインを行う都市計画、建物のデザインを行う建築学、建物周辺のデザインであるランドスケープ、更に建物の内装デザインもある。曹氏はマクロからミクロまですべてのデザインを身につけたいと考えていた。


■ 日本の建築デザインを学ぶため、留学を志す


曹氏が初めて日本に赴いたのは1993年のことだ。後に曹氏が所属することとなる建築、緑化資材メーカー「東邦レオ」の社長が、同済大学に視察にやって来たことがその切っ掛けだった。社長は幾人かの先生を日本に招待したが、先生だけではなく若い人にも来て欲しいという要望を出した。そこで選ばれたのが曹氏だった。
日本に降り立った曹氏は目にした建築の質に驚き、街のすべてがデザインされていると感じた。当時の上海にはまだ高層ビルもあまり建っておらず、日本とのギャップは大きかったのだ。日本で多くの収穫を得た曹氏は留学を決意、帰国すると早速夜間大学で日本語を学びはじめ、留学準備を始めた。


■ 渡日4か月にして大学院に入学


3年後の1996年、曹氏はついに日本への留学を果たす。まずは沖縄に渡って日本語学校に通ったが、一刻も早く専門を学ぶために、授業中に大学院への出願書を書き続けた。その願いは叶い、まもなく東京都立大学(現首都大学東京)から連絡があり、渡日4か月にして念願の大学院入りを果たした。
大学では最先端技術を学ぶ機会を得たが、その頃既に結婚していた曹氏は家族への仕送りも必要で、アルバイトを掛け持ちする生活だった。充分に学ぶ時間を取れないことに悩んだ曹氏に助け舟を出してくれたのが東邦レオの社長だ。社長は東邦レオでのアルバイトを曹氏に紹介し、さらに勉学に力を入れることができるように奨学金まで作ってくれた。
東邦レオは建築資材、断熱材、緑化資材といった省エネ資材のメーカーだ。こうした技術は大学院での学問のための学問よりも将来の中国に必要な物だと曹氏は感じた。2001年に大学院を修了した曹氏は、そのまま東邦レオに就職する。


■ 中国で建築資材を作る


東邦レオで曹氏は仕事を通じてこれまでの恩返しをし、また社内唯一の外国人として日中の架け橋のような役割を果たしたいと考えた。その頃、日本ではバブルの時代が終わり、建設業界のコストが下落していた。そこで入社して間もない曹氏は緑化資材の製造と新規商品の試作を中国で行う試みを始める。
もともと東邦レオの社長は1990年代始めから中国に視察に訪れていたほどに中国への興味を持っており、今後は必ず中国とのビジネスが盛んになると考えていた人物であった。曹氏が始めた中国での緑化資材生産は翌年の2002年から実際に運用され始める。
中国で製造する緑化資材のメインは地下支柱だ。地下支柱は緑化に用いる木を支える資材である。中国にはもともとこのような資材のメーカーがなかったため、曹氏は製造できる工場を探すところから始め、外注を進めた。この事業は年間数千万円のコストダウン効果があったという。

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